キャンピングカーにはトイレがついているものと、ついていないものがあります。
代表的なものはカセットトイレとポータブルトイレの2種類です。
カセットトイレは車に取り付け、固定するタイプで、主にキャブコンに設置されています。
特徴は、汚物タンクを外から取り外すことが出来ます。
ただ、固定されているので、トイレ自体を取り外したり、後付したりすることは出来ません。
専用のボタンを長押しして水洗します。
ポータブルトイレは、持ち出しできるタイプです。
バンコンでも、車種によっては後部のフリースペースに設置することができ、購入後に後付することも出来ます。
また、必要のないときは乗せないこともできるので便利です。
プッシュで水洗し、便座と繋がっている排水タンクを取り外して排水します。
汚物はご家庭の下水用マンホールや、キャンプ場のトイレで捨てることが出来ます。
処理方法は、汚物を捨て、水で中を洗い、約50ccのトイレ用消臭剤と水約1Lを中に入れて元の場所に戻します。
水洗用の洗浄液も使いたい場合は同じ要領で使用します。
トイレをつけると車のスペースが少なくなるので、本当に必要かどうか考えることをおすすめします。
日本では、道の駅やコンビニ、パーキングエリアなど、トイレに困らない環境ではありますが、災害時や、小さなお子様のことを考えると、必要と考える人もいます。